ユーザー目線とドライバー目線が全く違うのがタクシーアプリ
すっかり浸透したタクシーアプリですが、ユーザー側からすれば、とても便利なシステムです。
僕自身使ったことがありますが、すぐに来てくれる印象があります。
いちいち電話しなくてもいいのも気軽でいいと思います。
タクシー利用者からすると、便利になったと感じます。
一方、ドライバー目線で言うと、意見は2つに別れるようです。
- 仕事をゲットする確率が増えるので売り上げに寄与している。
- 遠方まで呼び出されて、ワンメーターなんてこともあるし、あまり受けたくはない。
この2つみたいです。
僕の場合、アプリが始まった当初は、ほぼ受けませんでした。
会社もあまり重要視していなかったと思います。
はっきり言って新しいサービスとして需要が伸びるかどうか、様子を見ていたような気がします。
でも、今では会社を上げて積極的に推進しています。
僕の仕事している気域では「タクシーGO」が主流です。
関東一円では一番シェアが高いようです。
テレビCMもガンガンやってますし。
配車する会社から、支給されるタブレット端末がありまして、運転席用と乗客側端末ですね。
助手席の後ろに設置されていて、カード決済もできるようになっています。
5年前には、取扱カードが少なく、まだ現金支払いが多かったですが、今や交通系ICやQRコード決済まで使えて、支払いが便利になりました。
勝手にお客様が端末を操作して決済されるので、いちいち現金のやりとりをしないで済むのは便利ではあります。
何故なんだろう?心理的にプレッシャーがあるアプリ配車
今だに、アプリ配車は受けないというドライバーさんは多いです。
長年、通常の無線配車と流しで仕事してきた人は、まだ違和感があるようです。
どこに呼ばれるかわからないし、お客の顔が読みにくいというか、どんな人が乗ってくるかまったくわからないので。
なんとなく不安になり、受けない。
受けなきゃ受けないで済んでしまうというのも、受けない理由ではある
あれって義務じゃないんですよね。
会社からの配車は、原則断れませんし、道で手が上がったら乗せないといけない。
乗車拒否というのはドライバーはしてはいけないという建前ですから。
でもアプリはいまのところそうじゃないです。
だから受けるか受けないかはドライバーまかせです。
僕は、いやいやながら受けれれば受けるという感じですかね。
月に15回前後はアプリの仕事しています。
フルタイム勤務じゃないので、まあ多い方じゃないかと思います。
短時間のアルバイトの人たちは、60代以上の人が多いので、メカに弱いとか、そういうのもあると思います。
慣れてしまえば、全然平気になるし、今では普通にこなしてますね、僕の場合。
お客がつかず、暇な日は売り上げに寄与してくれるので助かりますし、会社の態度も変わってきていて、どんどん受けろと言ってきます。
営業成績ありきで言うと、やらざるを得ないと思います。
自分が受けなければ、他社に取られるわけですから。
これからはさらに普及していくでしょうね。
あと何年先かわかりませんが、自動運転のタクシーが出てきたら、配車システムも全自動化されるんでしょう。
その時は、人間のドライバーはいなくなりますね。