中高年の独身男性タクシー乗務員に捧げる堅苦しくない話

終活について考える

親の介護と終活について

 

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こんにちは、管理人のhamyです。現在61歳で独身生活をエンジョイしております。

僕が体験した両親の死に際してのお話をします。

 

今から22年前に父が、そして6年前に母が他界しました。

姉が2人おりますが、既に結婚して家を出ています。

当時は終活についての知識は全くなく、どうしていいか分からない状況で何からすればいいのか右往左往するばかり。

 

一応親族はいるのですが、具体的にどうしろとか、そういうアドバイスも頂けず、とにかく無我夢中で葬儀やら、埋葬やらと業者さんの助けを借りて済ませていきました。

 

それが終わってからも、親の資産とか、大した額ではないけれど相続の問題も経験

あと生命保険の申請手続き、お墓がないのでお寺の納骨堂に入れる手続きとか。

とにかくやらなきゃならない事が多くて大変でした。

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終活にかかる費用

親が生命保険に加入していたお陰で助かりましたが、葬儀にはかなりのお金がかかります。

やはりそういう部分は、事前に誰か相談できる専門家がいてくれたら助かります。

結果論ですが、事前に十分な知識があったら、払わなくていいお金もあったのではと思います。

終活について熟知している人って身の回りにはいないのです。

 

だから、葬儀業者さんにお任せするしかなかったのです。

もちろんとても親切でしたし、今も感謝してますけど。

あの時支払った諸々の費用が適正価格だったのかどうかはわかりません。

 

父の時は母がいてくれたので助かりましたが、母の時は全て自分ひとりでやらねばなりませんでした。

 

母は父の介護を9年間やってくれました。

母は2年間、僕一人で介護しました。

仕事をしながらでしたから、平日の昼間はデイサービスに預けました。

 

介護をしたからこそ、独りになってしまった時の喪失感はとても大きかったです。

親の死と言うのは唐突に来るのです。

いつかは来ると言う覚悟は腹の中にはありましたが、それが来てしまった時のショックは計り知れないものがあります。

 

精神的に落ち着くのに1年ぐらいはかかりました。

家族や親の死というのは介護から死の訪れ、その後のことまでかなり長い期間がかかるものです。

死んでそれで終わりではありません。

そんな時に、終活について親身に相談に乗ってくれる専門知識を持ったアドバイザーがいてくれたら・・・

 

当時はそんな専門家がいるという事は知りませんでした。

自分自身の終活を考える年齢になったら

死と言うものは誰にも避けて通れないものです。

独身でいれば、病気になった時どうすればいいかとか、死んだあとの事はどうしておけばいいかなど、時々考える時があります。

今現在、高齢のご両親がいたり、介護の現実と向き合っている人もたくさんおられると思います。

当事者の立場からすれば、心細くて誰かに頼りたいのですが、誰に相談するべきなのかわからず不安になるものです。

 

一般的には、介護はケアマネージャー、病気は医師や病院、葬儀は葬祭業者、相続は弁護士と、それぞれにありますが

全体的な流れを理解して、それぞれの専門家とも連携していけるトータル的な専門家がいると聞きました。

不安とストレスで疲弊している家族にとって、安心を与えてくれる心のケアも必要だと思います。

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