二種免許取得費用を会社に出してもらう場合の条件
タクシー会社の多くが養成制度を採用しています。
2年以内に辞めてしまった場合、二種免許取得費用を会社に返さないといけないというものです。
教習所に行って取得する場合の費用は、20万円~25万円。
普通免許の取得とあまり変わりません。
この費用を返せと言われても、そこそこ大きな金額です。
この条件ですが、入社の前によく調べておいた方がいいです。
全ての会社が同じ条件ではないからです。
会社は一時的に貸してくれるだけで、返すのが義務
大概の場合、毎月の給料から分割で引かれます。
それで2年間で償却される仕組みです。
だから、1年働けば半額を返せばいいという会社が多いです。
それで10万円は返さないといけないわけです。
養成2年縛りは全ての会社共通ではない
会社としては、すぐに辞められると困るからこういう方法を取るのでしょう。
でも今の時代、こんな条件では入ってくる人は限られます。
入ってみたら過酷な職場だったとしたら、2年間は地獄です。
ちなみに、僕の会社は6か月でした。
何の問題もなく、もう5年近く働いています。
このように、必ずしも2年という事はないのです。
会社選びの段階でよく確認してからの入社をお勧めします。
大手・優良企業への転職 タクシー求人は【タクQ】無料転職支援サービス
免許は一生ものです
二種免許は辞める時、会社に置いていくものではありません。
自分が持っている資格ですし、次の仕事に役立つ場合もあるので、その費用は自分で払うのが本筋です。
入社のハードルになる二種免許取得費用を立て替えてもらっているわけなので、返済義務が生ずるのは当然です。
それが嫌なら自分で教習所に行って取得することです。
沢山の会社を比較して条件に近い会社に入れれば、問題はないのです。
そういう意味でも、就職活動の際には、エージェントを通して探してもらうのが良いと言えます。